作品紹介
敷島純一(しきしま じゅんいち)は、私立大学へ通う大学生。特にやりたい事があるわけでもなく、日々を過ごしていた。彼女はいないが、叶野結衣(かのう ゆい)という仲の良い女の子もいて、平凡ながらも順調なキャンパスライフを満喫していた。そんなある日の帰り道。電車の中で本を読んでいると、ふと異様な光景を目にする。それは、会社帰りらしき男と、その男に密着している女性の姿。女性は妖艶な化粧に、やけに露出の高い服を着て男に密着し、両手で男の身体を撫でまわしていた。痴女……?周囲に人がいる電車の中で行われてる行為に、思わず見入ってしまう純一。その視線に気付いたのか、まるで純一に見せつけるかのようにしながら痴女は男を責め続ける。どうすることもできずにただ見とれていると、電車が駅につくのに合わせるように男は痴女にイカされてしまう。その様子が頭から離れない純一は、家から帰っても他の事が手に付かなかった。――翌日。大学へ行くため満員電車に乗り込むと、昨日見かけた痴女に遭遇する。そして、今度は純一が責められることに。痴女のテクニックを前に、なすすべ無くイカされてしまう純一。その後、痴女はことあるごとに純一の前に現れ、痴女行為を繰り返すようになる。すっかり痴女の技に溺れてしまった純一は、電車内での行為にのめり込んでいった。その後、痴女は「アイ」と名乗ると、自らが主催しているという「痴漢サークル」へ入らないかと純一を誘ってきた。そこは痴漢をしたい人間・されたい人間が集まって痴漢イベントするサークルらしい。サークルもそうだがアイ個人に興味を持っていた純一は素性を教えてくれる、という言葉に釣られ入ることを決める。しかし、サークルの正式メンバーになるためには試験をクリアしなければならないという。その試験とは、自分以外の人間をもう一人痴漢サークルへ誘い入れること。痴漢願望を持っている女性に痴漢をし、快感に堕とさなければならない。アイが指定してきたターゲットは、知り合いの叶野結衣だった。顔見知りで、比較的仲の良い結衣を痴漢することになり戸惑う純一。しかし、痴漢の魅力にとりつかれてしまった純一は、サークルへ入るために結衣を堕とす事を決意する。こうして、純一の痴漢ライフが幕を開けた。
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