ROOKIE×ホビコレ SCOURGE OF THE EVIL さとう愛理

純粋な本編は81分。新たな取り組みは買うが、適正な表示・表記も必須だ

越智弥助さんの投稿  skbvtvm.ruで購入しています

収録時間は全115分。うちわけは、本編81分。特典映像…の名の、本編と別バージョンの映像が何本かと、ＰＶ風の本編編集映像、これが合わせて28分。そして愛理さんの撮影前インタビューがほぼ５分と、撮影直後のオフショットが１分ほど、だ。いや、観る側の勝手な期待が過ぎてしまった。触手もので先行するメーカーが並々ならぬ力を注いでこそ、「観られる作品」となっていたのだなと思い知った。ぽっと出のメーカーが初めて取り組む触手ものの出来は、推して知るべしだったろう。触手凌辱の描写はもうひとつ迫力に欠け、触手の造形や射精のギミックも大味だ。唯一の救いはパイパンの愛理さんの若い肌がとても美しく、その可愛らしい声質からも、ラブラブ作品でもっと愛理さんを観たくなったこと。製作の面でカラい評となったが、ホビコレには３Ｄで培った「ぐっと引きつける絵」があるので、資金力のある某大手メーカーと組んでみてほしい。ルーキー社は、まだすこし「自社作品をよく見せよう」とする傾向を感じるので、真摯な作品づくり（と適正な表記）を積み重ねてユーザーの信頼をつかまれたし。